歴史公園
えさし藤原の郷 Vol2


2005/09/22

2005年は、「遠野祭り」に行く事が出来ず、
なにやらフラストレーションが溜まっておりましたが、、
急遽、六神石神社のお祭りに行く事を思い立ち、
新幹線に飛び乗って、22日の午後、北上駅に降り立ちました。
新幹線の切符やら、宿からレンタカーの手配まで一切を、
インターネットで済ませていたので、
先ずは車を受け取りに、駅前のニッポンレンタカーへ。
出て来た車は、三菱のコルト。
まだ新車の様で、当然ナビ付き。(^_-)
さて、車は借りたけど、祭りは明日。
天気は悪くなりつつありましたが、宿に行くにはまだ早いので、
どうしたものかと思ったのですが、時間つぶしに思いついたのが、
「えさし藤原の郷」でした。
もう何度も訪ねた事がありますが、
今年もまた、大河ドラマのロケ地になったと言う事で、
雨の中ではありましたが、行って見る事にしました。

今年の大河ドラマと言えば、「源義経」ですね。
この櫓は、ドラマに出て来たどうかは分かりませんが・・・。
ロケに対応して、幾つか建物が増えているとか。
今回は、その辺りを回って観ようかと思います。


白壁の中に建てられていたのが、義経の館。
ドラマの中では、義経屋敷などに使われた様です。


隣に建っていたのが、弁慶の館。
中には、長刀と下駄が置いてありました。
持っても良いと言う事でしたが、結構重かったですね・・・。


藤原清衡の館へ登る坂道の途中に、新しい道が出来ていて、
そちらを登って行くと、義経堂がありました。
お堂の中の義経は、どこかタッキーに似てなくも・・・。
(実際にご覧になった方々の判断にお任せしますが)


山の中腹にある義経堂からは、結構眺めが良いです。
雨の中で多少暗い中、政庁の朱色が目立ちます。
紅葉には、まだ早かったかな。


義経堂から、更に新しい道を進んで行くと、
山を下る途中に、安宅の関が造られていました。


安宅の関の名場面。
歌舞伎や能のお好きな方には、お馴染みの場面でしょうか。
安宅の関は、今の石川県小松市になりますが、
いかに頼朝の追っ手から逃れる為とは言え、
平泉に向かうのには、随分と遠回りをしたものだと。
そんな所にまで関所を作っていた頼朝と言う人も・・・。


金色堂。
平泉のものを模して造られているのでしょうか?
本家は建物の中にあって、写真も撮る事が出来ませんが、
こちらはご覧の様な雨ざらし。
でも、これが本来の姿なのかなぁ・・・。
ま、あちらは、後世に残して行くものなので、
仕方ないですかね。


金色堂から伽羅御所を見るの図。
高い所ですので、眺めは良いですね。
晴れていれば、もっと良かったはずですが・・・。
今回は、雨と言う事もあって、
ゆっくり2時間ほどを掛けて、散策しました。
全体を見るのには、時間ごとにコースが作ってあるので、
それに従って歩かれると良いかもしれません。
坂道なので、無理をせず、ゆっくり行かれる事をお勧めします。
また、当日は工事中で立ち入り禁止の所もありましたので、
どうしても全部見たいと言う向きには、
確認されてから行かれた方が無難かもしれません。
9月の中旬は、紅葉にはまだ少し早いですが、
萩の花が沢山咲いていて、それはそれで、
良い雰囲気になっておりました。
またいつか、訪ねてみようと思います。

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