遠野ふるさと村
2005/09/23
六神石神社の例祭に行った帰りに、
昼食ついでに、ふるさと村に寄ってみました。
もう、何度も訪れておりますが、
これまで、あまり写真を載せていなかったと思います。
昨年の遠野祭りの後にも寄ってはいるのですが、
天候が悪かったこともあって、
中には入らずに、食事だけして帰りました。
今年も、雨が降っている中でしたが、
せっかくなので、何年か振りで入ってみました。
たいして変わった所はないだろうと思っておりましたが、
始めて見る建物や、木道などもあったりして、
そこそこ楽しめた気がします。
天気さえ良ければ・・・と言った感じですが、
それもまた風情と言う事で。(^_-)
それでは、ふるさと村にある「曲がり屋」を一挙公開!
木立を抜けていくと、最初にあるのがこちら。
「大工どん」と言う名前が付けられています。
明治の中頃の建築だそうです。
二軒目のこちらは、「川前別家」となっています。
江戸末期の建物だそうです。
どの家にも火が熾してあって、
中の入ると、見事に梁や屋根裏が煤けていました。
三軒目は「大野どん」。
明治初期の建築です。
手持ちのデジカメでは、全体像を撮るのが難しく、
こんな位置からの写真になってしまいました・・・。
萩の花でしょうか?
季節は正に秋・・・です。
でも、紅葉にはあとチョット。
こちらは、「こびるの家」と言って、曲がり屋ではありません。
1762年の建築だそうです。
「こびる」とは、おやつの事を言うそうで、
こちらで、お団子などを頂く事が出来ます。
四軒目は、江戸末期の建物で、「肝煎りの家」と言います。
「肝煎り」とは、床屋さんの事。
かなり大きな家で、現在も各種研修などに使われているそうです。
当日も、何か催しがあった様です。
曲がり屋は、ご存知の方も多いと思いますが、
人と馬が、同じ屋根の下で生活をする様になっている、
L字型をしている家です。いまどきは・・・と思ったら、
ふるさと村の曲がり屋は、本当に馬が入ってたりするんですね。
と言っても、ポニーだったりもしますが・・・。(^_^;)
なぜか、鳥居です。
この辺りは、「鎮守の森」と言うらしいです。お社は何処かな?
「肝煎りの家」の先に、水車小屋がありました。
雨の影響か、かなりの水量があって、
結構派手に回っていた様な・・・。
五軒目は、1812年建築の「弥十郎どん」。
こちらも、なかなか全体像を写せなくて、
敷地の外からになりました。
ようやく雨も止んで来て、周りの景色もこんな感じに・・・。
六軒目。こちらは初めて見る気がしますが、
明治中期の建築で、「水乃口(みなくち)」と言うそうです。
外からの写真ですが、やっぱりちょっと新しめと言うか・・・。
庭に回って見れば、こんな感じです。
馬屋はないのかな・・・?
現在は、体験工房として使われている様です。
三枚の写真をつないだ、パノラマ写真です。
若干歪んで見えるのは、ご勘弁のほどを・・・。
ふるさと村の曲がり屋や田んぼは、
「まぶりっと」と呼ばれる人たちに守られています。
「まぶりっと」とは「守り人」と言う意味だそうです。
ふるさと村では、色々な体験学習も出来ますが、
その「まぶりっと」の方達がインストラクターとなって、
優しく教えてくれるそうです。
遠野ふるさと村のHP
遠野市観光協会のHP
戻る