GW 2007(福島:会津下郷〜栃木:湯西川温泉)


2007年の黄金週間は、
1泊だけでしたけど、最近良く行っている、
湯西川温泉へ行ってみました。
妹夫婦も時間が取れると言う事で、
両親も含め、久々に家族全員が集まる事になりました。

日時は5月1日。
昔は、「メーデー」とか言って、引っ張り出されたものですが、
近年は、そういった話しもないので、出かける事が出来ます。(^-^;
同じ県内ですので、ゆっくりと・・・とも思ったのですが、
かねてから行ってみたいところがあったので、
出発は朝の9時になりました。
先ず初めの目的地にして、この旅のメインの地(^_^;)は、
福島県会津下郷の大内宿。
最近、古い町並みを残している地区として、
メディアに取り上げられる事も多く、TVや雑誌にも多く登場しています。
GW中とは言うものの、5月1日は谷間的なので、
混雑も少ないだろうとの読みだったのですが、
そんな都合の良い読みは、外れて当たり前で、
着いた時には、一番近い駐車場は満車状態。
先の臨時駐車場へ行けとの指示を頂きました。(´ヘ`;)
でもまぁ、考え様によっては、町並みへは裏からも入れるので、
下手なところに路駐したりするよりは、近かったかもしれません。(*^^)v
ちょっと、階段がキツカッタですけどね・・・。(/--)/
古い町並みと言っても、そこそこ人の手が入っている様にも見受けられ、
まぁ、保存するのにも何かと大変でしょうから、仕方ないですけど・・・。
と言うのが、正直な感想でしょうか。(~ヘ~)
とにかく、人が多かったぁ。(^^ゞ
名物に、ネギを箸代わりにして食べる蕎麦があるのですが、
あまりの混雑で断念しました。
時間的にも、丁度お昼時だったのでねぇ・・・。
でも、蕎麦はしっかり頂きましたけどね。v(^^)v



これが大内宿の町並みです。
時節柄、鯉のぼりが飾ってありました。
今年は、天候に恵まれなかった感がありますが、
当日も、徐々に天候が怪しくなってきて、
この時点では、降ってはいませんでしたが、
いつ雨粒が落ちて来ても・・・と言う状態でした。
湧き水が流れる両脇の堀の中で、
野菜や飲み物が冷やしてあったりするのですが、
それに手が出るほど、暑くはなかったかなぁ・・・と。

2時間くらい滞在したでしょうか。
ついに雨が降ってきたので、
大内宿をあとにして、湯西川へ向かいました。
途中の野岩鉄道湯西川温泉駅で一休み。
ここには「道の駅湯西川」が併設されているて、
足湯もあって、なかなかにいい感じです。
が、肝心の駅と言うかホームが、
地下のトンネルの中にあるので、その姿は見えません。
初めて訪れた人は、鉄道の駅だとは思わないでしょうね。
普通の道の駅だと勘違いしたままになりそうです。




湯西川温泉駅併設の、道の駅湯西川。
下の写真で、左手奥の方が鉄道の駅入り口になります。
丁度、五十里(いかり)湖の横にあって、
時々鉄橋を渡る列車の音が聞こえますが、
姿はなかなか見えません・・・。

ここで、横浜から来る妹夫婦と待ち合わせの予定だったのですが、
どうにも携帯が繋がらず、なかなか連絡が取れません。
ちょっと場所がずれただけで、切れてしまいます。
やっと父親のAUが繋がって聞いてみると、
降り出した雨の影響もあってか、もう少し掛かりそうとの事なので、
先に移動することにしました。
湯西川温泉に来ると、良く利用するのが、
「彩り湯かしき花と華」(旧湯西川国際ホテル)と言う宿。
湯西川と言えば、「伴久ホテル」とか「本家伴久萬久旅館」とか、
有名どころもありますが、自分的には、
「花・華」(勝手にこう呼んでますけど・・・^^;)が気に入ってます。



入り口の写真。(宿のHPより)
木々に囲まれていて、ここからもう趣があります。
囲炉裏を囲んでの夕食。
自慢のお風呂。
夜間、ライトアップされる景色等々・・・。
両親にも、評判がいいので、良く来る様になりました。
GWの時期、新人さんが研修中の様で、
なんか初々しくて、微笑ましくもあります。p(^C_^*)q

車を預け、チェックインしてロビーで待っていると、
そう間がなく、妹夫婦もやって来ました。
本当に久しぶりの家族旅行(?)です。
と言っても、別に婿取りをした訳ではありませんが・・・。(^_^;)
彼は、なかなかの潔癖症らしく、大浴場は苦手なので、
当然、部屋風呂付きですが、これがまた凄かった。
なんとジャグジーまで備わってました。\(◎o◎)/!
窓の外には、湯西川の渓谷の絶景が一望出来、
一同の評価も、また少し上がった様でした。(^_^)v
部屋も食事も、色々なコースが用意されていますが、
いつも、平家お狩場焼と言う、個室の囲炉裏を囲むコースをチョイス。
家族だけで、気兼ねなく食事が楽しめます。
翌日の朝食も個室。
バイキングも嫌いではないのですが、せっかくですから。(^^ゞ
天候が悪くなったこともあってか、ちょっとお疲れ目なので、
旅の話しもそこそこに就寝と相成りました。



お狩場焼。(宿のHPより)
量もかなりのもので、つい食べ過ぎます。
焼き味噌がまたなんとも・・・。\(^o^)/

明けて2日の朝。
外は物凄い雨が降っていました。
まぁ、目的は達したので、帰るだけといえばそれまでですが。
初めて来た妹夫婦には、もうちょっと何か見せたいかなと思っていると、
普段の行いのいかに良い事か。(自分で言うか・・・)(~_~;)
一気に天候が回復して晴天となりました。
そこで、湯西川と言えば、平家の落人伝説。
「平家の里」と言う施設があるので、そこに寄る事にしました。
栃木と言うと、那須与一と言う武将の名前からも分かる通り、
源氏という感じがするのですが、なぜかこの山中に、
平家の落人が集落を作って、隠れ住んでいたそうです。
平家の落人伝説は、各地にあると言いますが、
こぞって、山間または海岸のなかなか入るのが困難な場所だった様です。
まぁ、当然と言えば当然か・・・。
色々制約もあったらしいですが、
湯西川でも、「鳴き声を上げる鶏は飼わない」とか、
「端午の節句に鯉のぼりは上げない」などと言うしきたりがあるそうです。
見つからない様に、ひっそりと暮らす為の掟なんでしょうか・・・・。
ちらっと聞いた話だと、大河ドラマで「義経」をやった時には、
「平家の里」も、結構な来場者があったそうな・・・。(@c_@。)??
真偽のほどは確かではありません。





「平家の里」中の写真。
中段右の写真の広いところは、
今も、行事などの時に使われる様です。
年表・系図とかも展示してありました。
そう言えば、
平家の子孫とか言う芸能人がいましたが、
今頃は何をしているんでしょうか・・・。

1時間くらい中を散策して、次なる目的地へ。
と言って、目的地はあってなきが如し・・・。(´ヘ`;)
天気も良くなったので、前日とは違う山越えルートで、
裏側から、霧降高原の「大笹牧場レストハウス」を目指し、
そこで昼食にすることにしました。
途中に、ミズバショウの群生地があるのですが、
数年前に訪れた時はオープンになっていたのが、
今回立ち寄ってみたら、動物の食害から守るとかで、
鉄格子に囲われた中で、保護されておりました。
しかも、湿地のはずなのに水があまり流れてなくて、、
花の数も、かなり少なく見えました。
残念・・・。
1時間ほどで「大笹牧場」に到着。
おいしいお肉を頂いて、寄り道をして帰る妹夫婦とここで別れ、
無事家に辿り着きました。
が、家に着いたとたん、なぜか雹(ひょう)が降って来ました。(@_@;)
なんともかんともな幕切れではありました。(^_^;)



木道の下に、やっと見つけた「ミズバショウ(水芭蕉)」。
ここは、かろうじて水が流れていた様です。

大内宿
JTB湯西川温泉の紹介
彩り湯かしき花と華
大笹牧場
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