【遠野】の不思議/むかしばなし


【遠野】を訪れるとき、何処から行くにしても峠越えとなります。
何度行っても、峠を越えた瞬間不思議な感覚に捕われます。
「ざしきわらし」や「かっぱ」が出迎えに来てくれているような・・・。
そんな思いがして、うれしくなってしまいます。
(やっぱりそうとう思い込みがはげしいなぁ)(^^)


ホントのところは、残念ながら、未だ「ざしきわらし」や「かっぱ」に巡り合 ってはいませんので、
写真はありません。
(^^;;
が、ほかにもたくさん「いいところ」や「いいはなし」がありますので、
写真からそれをかんじてもらえたらなぁと、思っています。
(^_^)


かっぱ淵 かっぱ淵橋
もし、かっぱに会いたくなったら、「かっぱ淵」がいいかもしれません。
“その昔、いたずらなかっぱが馬を引きずり込もうとして、逆に
厩まで引きずられて捕まった。” というむかしばなしがあります。

みぎがわは、「かっぱ淵」のちょっと上流の「かっぱ淵橋」です。

かっぱこま犬 かっぱこま犬2
「かっぱ淵」は、土渕町の常堅寺近くの“足洗川”にありますが
その、常堅寺にはかっぱの形をしたこま犬があります。
ちゃんと頭にお皿があります。
(^^)
火事から避難してきたかっぱが、お礼にこま犬になったんだとか・・・。

常堅寺、仁王門

常堅寺、仁王門。

おしらさま おしらさま2
オシラサマは、桑の木で作られており、その多くは養蚕の神様として祀られて います。
正月の十六日には、おセンタグといって、オシラサマの着せ替えをする行事が あります。
写真のオシラサマは「伝承園」にあって、いつでもおセンタグをする事が出来 ます。 願い事付で・・・。

オシラサマ伝説は、美しい娘と白い馬との哀しい恋の物語です。
白馬に恋した娘に怒った父親が、白馬を大きな桑の木につるしてしまい・・・ 。
白馬とともに天に昇った美しい娘。
故に、オシラサマの顔は、娘と馬が彫られています。



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