遠野祭2003おまけ

岩手県東和町


今年の遠野祭り詣での為に取った宿が、
東和町の「フォルクローロ・いわて東和」。
そのおかげで、初めて東和町土沢の、
「土沢祭り」を、ちょっとだけのぞいて見る事が出来ました。
毎年、9月15・16日に行われているそうで、
ちょうど遠野祭りの1日遅れになります。
夜祭でしたので、デジカメで写真を撮るのは、
ちょっと辛いものが(カメラが古い・・・)ありましたが、
昼間、晴天の中歩き回った名所の写真と一緒に、
ページに載せておきます。


2003.09.15




東和のしし踊り。
太鼓を叩きながら踊るスタイルで、
これまで見た事のあるしし踊りの中では、
盛岡や江刺辺りと同系かと。
衣装が違うのは、流派の違いで、
細かい所では踊り方も若干違うとの事。


子供達がひいていた山車です。
左側が前方で「児雷也」、
後方は「鉄腕アトム」が題材でした。

2003.09.16





土沢の市街地から北上・江刺方面へ向かって行くと、
三熊野神社があります。
境内に土俵の様なものがありますが、
ここは、泣き相撲で有名になっているそうです。
また、ケヤキの一本彫りとしては日本一の、
毘沙門天立像(国の重文)があり、
その姿(高さ4.73メートル)は、
結構迫力がありました。
写真撮影は許可されていませんでしたので、
詳しくは、 東和町のHP の観光リゾート情報をご覧ください。
駐車場からの眺めもなかなかでした。

次に向かったのは、旧小原家住宅。
見ての通り立派な曲がり屋で、
こちらも国の重要文化財に指定されています。
が、5月26日の地震でかなり傷んだ模様で、
家の中への立ち入りは禁止されていました。
近々修復工事が行われるとの説明書きがありましたが・・・。
この写真は、いつものVAIOのパノラマソフトで、
2枚の写真をつなげてあります。




続いて、旧小原家住宅から近い丹内山神社へ。
丹内山神社は、約1200年ほど前に、
この地方の開拓の祖神、
多邇知比古神を祀って創建されました。
坂上田村麻呂・藤原清衡との縁も厚い様です。

2段目左の写真は、じい杉の根と言うそうで、
丹内神社7不思議の1つに数えられるらしい。
何が7不思議なのかは、是非訪問されて確認して下さい。
右側は確か、観音堂(十一面観音?)だったかと・・・。
三熊野神社もそうでしたが、
その昔は神仏共にお祀りする事が、
多かったのでしょうか・・・。

3段目は本堂の写真・・・のはずです。
本堂裏手には大きな岩(胎内石)があって、
祀られているのは、アラハバキ神とされています。
側まで登ってみるのはキツそうだったので、
止めにしておきました・・・。

なぜ三熊野神社・丹内山神社と、
2つも神社を回ったかと言えば、
前日のしし踊りを見た事が影響しています。
両神社とも、祭事にしし踊りが奉納されるので、
どんな場所か、ちょっと見てみたい気がしたからでした。
当然、当日は全く祭事とは関係の無い日でしたが・・・。(^_^;)

最後に訪ねたのは田瀬ダム。
北上川改修工事の一環として、
猿ヶ石川に作られた多目的ダムです。
直線重力式コンクリートダムで、
頂高53m、堤頂長320m、
建設省(現国交省)直轄第1号ダムです。
北上川の治水が主目的ですが、
かんがいや発電にも使われています。
周辺には、ヨットハーバーや釣りが出来るところ、
キャンプ場なども整備されていて、
花火大会などのイベントもあり、
観光資源としての開発も進みつつあります。
今回、たまたま東和町に宿を取った事で、
前から気になっていた毘沙門像や、
土沢のお祭りを見る事が出来、
のどかな田園風景等にも触れ、
前日までの祭り見物での疲れも、
癒された感じがしました。

東和町の情報は、 東和町のHP でどうぞ。
今回宿泊した、「フォルクローロいわて・東和」や、
田瀬ダム周辺の情報もゲットできます。(^_^)v
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