GW2001 男鹿(秋田)


5/2(2日目)

きょうは「小安峡温泉」から男鹿半島の「男鹿温泉」まで行きます。
秋田名物「稲庭うどん」で有名な稲川町から湯沢市へ抜けて、
湯沢横手道路から秋田自動車道へ出ようかと思っていたのですが、
入り口が分り辛かったので、国道398号線をそのまま直進。
途中県道に迷い込むも、正面にまだ雪の残る「鳥海山」を見ながら、
立石峠を経て国道108号線へ抜け、
由利高原鉄道の可愛らしいディーゼルカーを横目に見ながら、
本荘市まで行って国道7号線へ出ました。
ここからは日本海沿いを秋田市まで北上します。
秋田市内で混雑するだろうと言う思惑とは裏腹に、
道路標識に従ってバイパスを行くと、
たいした渋滞もなく市街地を通過してしまいました。
しばらく国道7号線を進み、追分(街道の三叉路によくある地名?)で、
国道101号線方面に進みます。
「鞍掛沼公園(天王グリーンランド)」に寄りたかったのですが、
さすがにGW、結構な人出で断念。
脇本で国道101号線を離れて「寒風山」へ向かいました。
「寒風山」は高さ365mで、男鹿半島で一番手前の山。
頂上に回転展望台があり、天気が良ければ、
北上山地から奥羽山脈まで見晴らせるらしいのですが
残念ながら霞が掛かったような感じで、見る事は出来ませんでした。
ここで遅い昼食に、
名物「稲庭うどん」と「きりたんぽ」のセットで腹ごしらえ。
その後、寒風山パノラマラインを通って、
きょうの宿「男鹿温泉」へ向かう事にしたのですが、
その前に、男鹿と言えば忘れてならない、
「なまはげ」を見に行く事にしました。
本来「なまはげ」は、大晦日の夜にだけ行われる、
災いを払う行事なので、本物は見られないのですが、
「男鹿真山伝承館」では、ぞの実演が見られるそうです。
今回実演は見なかったのですが、
伝承館隣の「なまはげ館」に、
男鹿のほとんどの「なまはげ」が展示されていたので、
そちらに寄る事にしました。
それぞれの地域での装束の違い等もわかり、
なかなか楽しい時間が過ごせました。
そう言えば、パノラマラインから伝承館へ来るまでの道は、
「なまはげライン」と言うらしいです。
そこを後にし、きょうの宿「男鹿観光ホテル」へ。
「男鹿温泉」の名物は、
鍋に熱した石を入れて作る、「石焼料理」だそうですけど、
それはそれで美味しいのですが、
味が濃いので、他の料理が負けてしまう感じがしてしまいました。
余興に、「なまはげ」が出てきたのは、ご愛嬌でしょうか・・・。




途中のレストハウスから「寒風山」の頂上方向を見る。
天気が良ければ、パラグライダーなどが飛んでいるそうです。
この日は、風の具合が良くなかったらしく、
ラジコンのグライダー(ハンドランチ?)が舞っていました。


頂上からの眺めをパノラマ写真にして見ました。
曇っていた為、見通しは良くなかったのですが、
晴れていれば、秋田市から奥羽山脈あたりまで、
見えたのかもしれません。


「男鹿真山伝承館」の建物。
ここで「なまはげ」の実演が見られます。


「なまはげ館」に展示してある、
いろいろな地域の「なまはげ」装束の一部。
男鹿のほとんどのものが展示されているらしいです。


ホテルの窓から見た「寒風山」。
結構裾野が広い感じがしますね。

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