GW2001 男鹿(秋田)


5/3(3日目)

キジの鳴く声で目が覚めました。
特に宿で飼っているというわけではなさそうなので、
野生のキジなのでしょうか・・・?

きょうの予定は、
「白神山地」へでも行こうかと思っていたのですが、
距離的・時間的・人間の疲労度的に考えて、
ちょっと無理かな・・・との判断から、
男鹿半島巡りに変更。
先ずは、男鹿半島先端の、「入道崎」へ行く事にしました。
ここには、北緯40度にあたり、
そのモニュメントが建てられています。
灯台や資料館へも入る事が出来ます。
天気が良かったので、沢山の釣り人が岩場に出ていました。

続いて、「男鹿水族館」へ。
オサカナさんを見るわけではなくて、
近くから出ている、「男鹿観光遊覧船」に乗る為です。
男鹿半島西海岸を巡る、周遊コース(¥1840也/1人)に乗船。
およそ1時間、男鹿半島の奇岩・断崖を海上から見物してきました。
一番の見所は、長い間の侵食で出来た、
「大桟橋」と「孔雀の巌」だそうです。
特に、「大桟橋」は、小さな船ならくぐり抜けられそうでした。
ちょっとウネリがあったのですが、大した揺れもなく快適ではありましたが、
陽射しが弱まると、さすがに海上、まだ寒かったです・・・。

舟遊びの次は、せっかく水族館まで来ているのだからと、
中に入って見る事にしました。
海と言わず、川と言わず、いろいろな生物がいます。
なにやら、ザリガニ展などと言う催しが行われておりました。

隣接の食堂で昼食を取り、
今度は陸路で面白い岩があると言う「門前」へ。
途中、なまはげが作ったと言う、
「赤神(あかがみ)神社五社堂」に寄ろうと思ったのですが、
999段の石段があると言うことで、
体力に相当の自信がある(?)一行は、
登るのを断念したそうです・・・。^_^;

「門前」から「男鹿」を通り、「脇本」から「大潟村」へ。
ソーラーカーレースが行われる、ソーラースポーツラインを横目に、
八郎潟の干拓地へ入って行きました。
それにしても広い!
道はまっすぐだし、両脇には、桜と菜の花が咲いているし、
どこまも走って行ってしまいそうです。
ちょっと北海道に似た感じ・・・かな?

「大潟村」から「若美町」へ出て、
「寒風山」を左に見ながら、海沿いの道を通って「男鹿温泉」まで、
男鹿半島周遊の一日でした。


朝、窓の外を見ると、
ホテルの庭に、八重桜が綺麗に咲いていました。


入道埼灯台と資料館。
入道崎には、船底がガラス張りになった、
「海底観光透視船」と言うのがありますが、
こちらでは船は遠慮しておきました。


北緯40度のモニュメント。
左の写真は、灯台の上から撮りました。
大きな岩の方向が真北になるそうです。
実際の北緯40度は、
もう少し南(写真の左手方向)の方らしいです。


男鹿観光遊覧船の船上から見た、
西海岸の風景。
奇岩・絶壁など、なかなかの眺めです。


白糸の滝。
ちょっと他の所の白糸の滝とは、
趣きが違う様な感じがしませんか?


大桟橋。
長い間の侵食で出来た自然の橋だそうです。
小さい船ならくぐれてしまいます。


孔雀の巌(こうじゃくのいわや)の内部。
こちらも侵食で出来たものだそうですが、
行き止まりになっていて、
船はバックで出て来ました。


帆掛島。
昔の帆船は、こんな感じの大きな一枚帆だったのでしょうか・・・。
それにしても不思議な格好です。


中央に写っている岩、
何かの形に見えませんか?
名前は「ゴジラ岩」と言うんだそうです。
平成7年に発見されたそうですので、
まだ見つかってからそう経っていないんですね。
実際には、結構角度を考えないと、
それらしくは見えない感じがしますけど・・・。
夕暮れ時には、光の加減で、
火を噴いているように見えたりするそうです。
でも、なんでこんな形になっちゃったんでしょう・・・?


男鹿水族館の主(?)のトド君。
お昼寝の時間かな・・・?


大潟村の干拓地。
ちょうど田植えの時期でした。
ちょっと想像できない広さでした。

大潟村には、
日本で唯一の経緯度交差点があり、
(北緯40度・東経140度)
それを示すモニュメントもあるそうです。
残念ながら、今回写真を撮り損なったのですが、
総延長21kmにも及ぶ、「菜の花ロード」と呼ばれる道があり、
この時期、まだ咲き残る桜と合わせて、
見事なフラワーロードが出来上がっていました。
また、総延長31kmの、
世界で初めての、ソーラーカー専用コース、
「大潟村ソーラースポーツライン」も作られていて、
毎年様々な大会が催されています。
この日は、エコランの大会が開催されていた様です。

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